PAUL McCARTNEY - TOKYO DOME 1993 1ST & 2ND NIGHT(4CD)
Tokyo Dome, Tokyo, Japan 12th & 13th November 1993 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)
2010年代における（2014年を抜かした）三回目のポール来日が刻々と迫る中、当店がウルトラ級の1993年来日公演初登場オーディエンス録音をリリースいたします。これまでも「THE NEW WORLD TOUR IN TOKYO DOME」、「2ND NIGHT IN TOKYO DOME 1993」などを皮切りとして、当店からは独自音源によるアイテムがいくつも生み出されてきたものです。そもそも1993年の来日公演は2010年代を迎えてからの再評価がうなぎ上りであり、アルバム「OFF THE GROUND」と共にマニアの間で93年当時以上の人気を得るようになってきました。
そうした風潮を受けて当店がリリースした93年来日公演アイテムもすべてSold Outとなっています。中でも東京ドーム二日目のステージの当店から三度目のリリースとなった「TOKYO 1993 SECOND NIGHT」はいにしえの名盤「C'MON PEOPLE 1993」のマスターから収録してみせたアッパー版だったという、専門誌でも指摘されなかった事実（笑）も含んだ名盤であったのですが、これまたSold Outとなって久しいもの。
この状況からも、いかに93年来日公演が再評価されてきたのかを理解してもらえるかと思います。ところが今回は93年東京ドームの初日と二日目の完全未発表オーディエンス録音を発掘。これほど極上な状態で、なおかつ近年のライブを収めた音源が今までトレーダー間にも一切出回っていなかったことには、驚きを禁じ得ません。
どれほど高音質であるかと言うと、先の「TOKYO 1993 SECOND NIGHT」あるいは「C'MON PEOPLE 1993」の音源をも軽く超えるほどのクオリティ。これらのタイトルに収録されたオーディエンス録音も1993年の東京ドームのライブを捉えた音源としては驚異的にオンなバランスを誇る秀逸な録音。ただし、それらは演奏が大きめに捉えられていた一方で、ポールの声が奥に追いやられ気味なバランスというウィーク・ポイントがありました。今回の音源は両日の音源ともにポールの声のバランスが大きくて素晴らしい！
中でも二日目に関しては、先に挙げた過去のタイトルと聞き比べてもらえれば、その差は歴然としています。おまけに周囲の盛り上がりとのバランスも良く、嫌味の無い臨場感が味わえるという点に関してもそれらのタイトルの音源を余裕で凌いでみせます。それに何と言っても今回の二日間のオーディエンス録音はクリアネスが抜群。これもまた、過去の音源やアイテムとの差をつける決定的な要因と言えるでしょう。どちらの日もちょっとしたステレオ感まで味わるのだから、ここは是非ともヘッドフォンにて豊かな臨場感やうっとりさせられるほどのクリアネスをたっぷりと味わってみてほしいところ。
二日目に関しては「Hope Of Deliverance」の途中で音がこもる箇所があるのですが、それを差し引いてもじっくりと聴き込める魅惑の音質。93年の来日公演は90年の時のようなシンセサイズされたサウンドが後退し、さらにはドラマーまでも交代したことで、よりシンプルでストレートなロック・サウンドへと回帰した時期。このサウンドの変化は当時あまり評価されなかったというか、あまりファンにアピールできなかった部分であったように思えてなりません。
この点に関しても近年になってしっかり再評価されており、今ではライブで演奏されることがなくなった「OFF THE GROUND」からのナンバーがたっぷりとフィーチャーされているという点もまた再評価のポイント。1989年から安定感抜群の演奏を身上としていた当時のポール・バンドですが、その割に初日ではウィックスが「Penny Lane」の間奏を弾き違えてしまったり、二日目ではポールが「C’mon People」でピアノの音を外してしまったりと、ライブならではの楽しい場面も極上音質にてキャッチされています。
初日に関しては紙ジャケの「BIG EGG 1993 NOVEMBER 12」という名盤かつ名録音が1993年当時にリリースされていましたが、それと比べてみても双璧を成すオンな音像であり、迫力に関してはそこで聞かれた音源をも軽く上回るものだと表現すれば、今回当店が発掘してみせた新たなるオーディエンス録音、別格のクオリティを想像してもらえるはず。いやはや、これは凄い。
そしてライブのレパートリーから姿を消して久しい「My Love」や、今やキーを下げて演奏されるようになった「Here, There, And Everywhere」といったナンバーが90年の来日時よりも絶好調なポールによって堂々と歌い上げられている点が実に魅力的。当時はポールも円熟の域に踏み入れたものだと感じたものですが、さすがに25年近く前のこと、今になって聴いてみれば、まだまだ若い！そんなポールの93年来日公演から、文句なしに新たなるスタンダードと呼べる極上音源が今、ここに限定のプレスCDにて登場です。演奏も音質も文句なし！
Live at Tokyo Dome, Tokyo, Japan 12th November 1993
Disc 1 (68:09)
1. Intro. 2. Drive My Car 3. Coming Up 4. Looking For Changes 5. Jet 6. All My Loving
7. Let Me Roll It 8. Peace In The Neighbourhood 9. Off The Ground 10. Can't Buy Me Love
11. Robbie's Bit (Thanks Chet) 12. Good Rockin' Tonight 13. We Can Work It Out
14. I Lost My Little Girl 15. Ain't No Sunshine 16. Hope Of Deliverance 17. Michelle
18. Biker Like An Icon 19. Here There And Everywhere 20. Yesterday 21. My Love
Disc 2 (58:29)
1. Lady Madonna 2. C'mon People 3. Magical Mystery Tour 4. Let It Be 5. Live And Let Die
6. Paperback Writer 7. Back In The U.S.S.R. 8. Penny Lane 9. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
10. Band On The Run 11. I Saw Her Standing There 12. Hey Jude
Live at Tokyo Dome, Tokyo, Japan 14th November 1993
Disc 3 (68:59)
1. Intro. 2. Drive My Car 3. Coming Up 4. Looking For Changes 5. Jet 6. All My Loving
7. Let Me Roll It 8. Peace In The Neighbourhood 9. Off The Ground 10. Can't Buy Me Love
11. Robbie's Bit (Thanks Chet) 12. Good Rockin' Tonight 13. We Can Work It Out
14. I Lost My Little Girl 15. Ain't No Sunshine 16. Hope Of Deliverance 17. Michelle
18. Biker Like An Icon 19. Here There And Everywhere 20. Yesterday 21. My Love
Disc 4 (61:57)
1. Lady Madonna 2. C'mon People 3. Magical Mystery Tour 4. Let It Be 5. Live And Let Die
6. Paperback Writer 7. Back In The U.S.S.R. 8. Penny Lane 9. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
10. Band On The Run 11. I Saw Her Standing There 12. 'O Sole Mio 13. Hey Jude
(メーカーインフォによる）
